top of page

栄養素の質と量に注目した基礎研究、臨床研究

栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)の質と量が、がん、サルコペニア、肥満症などの病気の発症にどのように関わるかに興味があります。特に砂糖と疾患の関係に注目しています。グルコースにより活性化される転写因子であるcarbohydrate response elemnt binding protein(ChREBP)などの栄養センサーに注目し、基礎研究および臨床研究を通じて明らかにします。

AdobeStock_193215306_edited_edited.png

人工甘味料・超加工食品の実態を探る

​​j調理済み食品が食卓に上がる比率は年々増加しています。他方、人工甘味料、超加工食品による肥満や耐糖能障害への影響も危惧されています。日本における実態を明らかにしていきます。

AdobeStock_193215306.jpeg

栄養療法に関する評価法の開発

  • より正確な食事内容評価法の開発

従来食事内容の把握には、患者様からの聞き取りが中心でしたが、正確な評価は困難です。企業とも連携し、近年開発されている食事アプリ、ウェアラブルデバイスの妥当性を検証しながら、より正確な食事内容評価法の開発を目指します。

  • 栄養状態を判断する簡便な指標の開発

栄養治療の有効性を判断するための簡便な指標を明らかにします。

AdobeStock_193215306.jpeg

低栄養(特に若年女性)の実態解明

​​若年低体重の女性は、不妊、低出生体重児出産のリスク、骨粗鬆症だけでなく、ビタミン欠乏をきたしやすいことを明らかにしました。普段病院にはなかなかかからない年代の方ですが、少子化対策や企業・病院にとっては健康経営を考える上で、日本における若年低体重女性の実態を知ることは重要な問題です。どのような現状かを明らかにし、対策を考えます。

AdobeStock_193215306.jpeg

疾患予防に資する栄養療法の開発

  • 栄養素の量と質を考慮した栄養療法の開発

栄養素の量についてはこれまで大規模研究である程度わかってきています。しかし、栄養素の質、調理法の影響、ビタミンや微量元素については未解明です。基礎研究に加えて、食養部、国際医療センターと連携した臨床研究を通じて、この点を明らかにし、栄養治療に役立てます。

  • 低栄養、サルコペニアフレイル予防に資する栄養療法の開発

高齢者の増加により、低栄養(BMI<21)、サルコペニアフレイル予防の重要性が高まっています。サプリが安易に使用される傾向にありますが、健康被害の例も見られます。そのため、安全性の確立した栄養補助食品での介入を行い、低栄養、サルコペニア予防の可能性を検証します。

AdobeStock_193215306_edited.jpg
bottom of page